菜の花プロジェクト

「どんぐりとゴミで地球を救おう」の他にも取り組んでいるのが「脱石油のバイオマスエネルギーの開発」です。その一環として菜の花プロジェクトを行っています。
 菜の花プロジェクトとは、熊本県内で廃棄処理されるゴミを再資源化して実行しました。一般家庭や事業所より排出される生ゴミや畜産関係より排出される糞尿を堆肥化処理し、新幹線工事から排出された廃土と混合し、菜の花栽培の土壌として使用、菜の花の栽培を通して「命の伝達」を子供たちから高齢者の方々までの誰でも参加できるように企画されたプロジェクトです。
目的: 菜の花は、一面を黄色く彩り、私たちの目を楽しませてくれるだけでなく、菜種油や食用として活用でき、また、土を肥やす原料にもなります。この菜の花を、環境県である熊本の窓口である熊本港に咲かせ、憩いの場、人が集まる場を提供し、地域活動の窓口となる場を創造しました。菜の花が育つ過程を学びながら種まき・花見・採種・採油・回収・バイオマス燃料精製を熊本港(夢咲島)にて実践し地球温暖化防止のモデル事業として活動しています。
 この甲斐あって、県内よりむしろ都市圏で活発に行って、国交省や東京都に話を持ち込んで、都のゴミ埋立地や東京湾中央防波堤内の森づくりを進言し、国交省は臨海部の森づくり事業に本格的に取り組むことを決めています。
11月の末に種まきをし、3月下旬から4月にかけて黄色い菜の花畑にお花見をして視覚から楽しみ、5月に収穫して菜種油をつくり、天ぷらなどに調理し、その後もリサイクル燃料に加工し農耕機や漁船などに使用し循環型社会を創りだします。

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